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レストラン&コミュニティ「Iomante(イオマンテ)」

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シェフの気まぐれレシピin釧路

いまどきの「若者」

  • 2019.9.20
  • Vlog

「くしろぐらし動画コンテスト」(釧路青年会議所主催)に当店も、作品を出品しました。

このコンテストは、『くしろ地域に住む若者の「くしろ地域の生活」「仕事又は地域活動」「笑顔」の3つをテーマにした60秒のPR動画集めるコンテスト』という事でしたので

お店の大学生スタッフをモデルにして、日常を切り抜きながらの作品にしました。

(*シェフのブログは下部に続きます)

 

 

こんにちは、シェフの舟崎です。
上記の動画、ご覧いただけましたか?

今回、モデルになってくれた彼女は、学校の先生を目指している大学生スタッフです。お店にきてまだ1年目ですが、持ち前の笑顔で観光客の方に接し、釧路の情報などを伝えることが得意な、頼りになるホールスタッフです。

今日は彼女の最近の出来事を、ひとつお話します。

 

今年の夏、お店はとても忙しく、観光の団体様のご利用も多い年でした。
日によっては、予約人数が予定より大幅に増えて、急遽イスを増やす対応が必要な日もありました。

そんな、今年最多人数の団体様のご利用の日。

 

 

ある年配の男性のお客様(その団体のツアーにはお一人で参加されてました)
旅行の行程でかなりお疲れのようで、ご来店時も、すこし気分がすぐれないようでした。

前菜、スープ、メイン料理と、順番にご用意し、またお客さまの人数も多かったため、
この日はお料理をお出しするスピードもゆっくりになってしまいました。

早く食事を済ませホテルに戻りたかった、このお客様には、
大変ご不便な思いをさせてしまったようで、

食事中、(動画の)彼女にかなり厳しい口調で「早く料理を持ってこい」と、ご指摘いただいておりました。

お客様はかなり大きな声を出されており、他のお客様もそれに気が付き、周囲の雰囲気も悪くなってしまう状況となってしまいました。

(これまで飲食店で20年以上働いてきた私の経験上)、たいていのスタッフであれば、ここで諦めてそこを逃げ出し、責任者が対応することになるはずです。
しかし彼女は、(責任者であるシェフの私が一人で料理を担当している状況も踏まえ)、笑顔で謝罪と対応し続けてくれました。他のお客様に「そのお客さんだけ、先に出していいよ」と言わせてしまうほどの罵声だったので、つらかったはずです。

(*最終的には、周りのお客さまのフォローなど頂き、この男性のお客様も含めて、お料理を無事にお出しすることが出来ました。しかし予約時の取り決めの不備や、メニュー構成など、責任はシェフの私にあります。お客様にも大変ご迷惑をおかけいたしました。

 

営業終了後、落ち込んでいるように見えたので、声をかけました。

すると「大丈夫です。初めてあんなに怒られたので、ちょっとびっくりしただけです。」と笑ってくれましたが、さすがに辛そうでした。

帰宅後、さすがに心配でしたので、僕は彼女に「嫌な思いをさせて申し訳なかったこと」「今後の予約受付方法の改善を考える」と、メッセージを送りました。

すると思いもよらない返信がありました。

下は返信の内容です。(お客様の個人情報の特定などを防ぐため、一部修正と削除があります)


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おはようございます、気をつかっていただいて、もう…すみません、ありがとうございます。 なんて言うか、怒られた時その瞬間は、びっくりしちゃっただけですから、安心してください。

ただ…全く別の位置にいたお客さまが、「人数多すぎるんだわ」と仰っていたので…昨日の人数は接客の限界の人数なのかもしれません。

私はシェフに言われたように、お客さんと仲良くなることを第一に頑張ってたけど、その言葉も仲良くなった故に聞かせてもらえたのかもしれないけど、旅行の行程で疲れてる上で、そう感じさせてるんだなと思ったら申し訳なくて、どうしたらいいのかなぁ…と閉店した後もモヤモヤしていただけです。

4人で、シェフ入れて5人で回せていたと、こちらが思っていても、実は行き届かない部分が多かったのかもなぁ…と、思っていただけです。

と同時に、昨日最後にお店を出たお客さまは、従業員の皆さんとても笑顔が素敵で、料理も美味しく、満足でした。と言われまして、この差はなんなんだろうなーって…。 単に話しかけて仲良くなることを頑張ったから、後者のお客さまは楽しめたのか、それ以前の話なのか…、あの怒ったお客さまがいたテーブルにいた他のお客さまたちが、その人が帰ったあとにあまりいい雰囲気じゃない言葉を吐いてたり、私に対して「こちらは大丈夫よ!」と励ましてきたり、気を遣わせてるだけじゃなく、雰囲気的な意味で良くないものになってたな、と思い、お茶菓子とか小手先のもの(注釈:当日私の指示で謝罪の意味でお菓子を出していた)じゃないもっといい対応はなんだろう、とぼーーっと考えていました。笑
長くなってごめんなさい、何かアドバイスがあれば教えてください。笑 お気遣いありがとうございました。

あと全然関係ないけどお店に忘れ物したっぽいので、今日空いてる時間(営業前)もしかしたらイオマンテ行くかもしれません…笑

 

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完璧な「報告書」と「提案書」です。そして、最後の一文にも経営者である私への気遣いも感じられます。

 

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いま、この時代の(とくに飲食業界の)前線で頑張っているのは、この世代です。あと数年で全ての産業がこうなります。

 

僕が20歳の時、バイト先の経営者に、こんなにちゃんと正しい思いを伝えることができただろうか?出来てませんでした。

 

彼女だけではありません。『いまどきの若者』は本当に、頼もしい。

たとえば、
ここ一年、この公式ホームページの運営管理を行いながら、私に様々なインターネット上の集客方法やSEO対策を教えてくれているのは、市内の高校2年生の男性起業家です。

 

僕が10代、20代のころとは、全く違う。

『いまどきの若者』は本当にすごい。

でも、まだまだ釧路の大人たちは、それに気が付いてない人が少ないと感じます。

 

釧路にもっと素敵な若者が増えるためには、

僕たち大人が作ったルールと土俵を、若者に強要するのではなく、
彼ら若者のルールと土俵に、大人の僕たちが臆することや恥ずることなく、飛び込みんで共に行動すれば、いいのではないかと思います。

 

 

それにしても、今回の動画のスタッフ。

撮影中、ずっと可愛かったな(笑)

投稿日 / 2019年9月20日 16:46:18

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