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レストラン&コミュニティ「Iomante(イオマンテ)」

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シェフの気まぐれレシピin釧路

世界の最先端の「釧路」

  • 2015.3.11
  • 食材 食育 食生活

先週の前半、臨時休業を頂きまして、「FOODEXJAPAN」という、アジア最大の”食”の展示会に参加してきました。

 

会場は幕張メッセ。3月2日の猛吹雪で、飛行機の欠航が相次ぐなか、僕は羽田に真夜中に到着。(正直、この時点で疲労感MAX)

羽田からまっすぐ、会場のある幕張に向ったので、今回の旅は幕張メッセ~宿泊ホテル以外どこも見ていない、寄っていない、、、というスケジュールです。

とはいえ、このFOODEXは、世界中が国単位で自国のブースを構え、フランスであればワインやチーズ、さらに日本にまだ輸出していない産品の紹介なども。

他の国もそれぞれ様々な食品を試食や展示を交えながら商談できるようになっており、僕のような人間には、世界一周をしてきたかのような、夢のような体験ができます。

DSC_0516

 

(この会場、基本的に写真撮影が禁じられているので、レシピ開発なんかでお手伝いさせていただいた根室・釧路ブースの写真のみでお許しください・・・)

当ブースだけでもこの裏側にまで、グルッとありまして、こんなのが世界中の国(欧州から東南アジアまで地球上ほぼすべて)のブースがあるので、一日では網羅できない規模の大きい展示会です。

僕は去年に引き続き、2年連続参加してきました。

去年はただただ規模に圧倒されて、ワインの試飲し過ぎて酔っぱらって、、、(笑)

 

今年はしっかりじっくり拝見させていただきました。

世界中の最先端の美味しいものをじっくりと拝見してきました。

そこで感じたこと。

 

 

【日本の食べ物は、美味しすぎて、つまらない。】
ほとんどの物は見た目通りに美味しい。 「たぶん、こんな味かな?」という予想を絶対に裏切らない。
でも、すこしくらい裏切ってほしい。

(海外ブースでは、モロッコとかはいい意味で”裏切り”があって足を止めてしまいました。)

 

“売れる食品”を目指しているので当たり前なのだが、どこをみても 、

「手に取りやすい見た目」、「わかりやすい」、「流通しやすい(便利)」、「大量生産(いつでも手に入れやすい)」、 そして「美味しい」。

 

僕は正直つまらなかった。 たぶん同じ印象を抱いている人もいたはずで、

 

たとえば、海外出展ブースには、日本人も外国人も大勢の人でごった返していた。(日本ブースで出展している日本人も海外ブースには興味津々です)

一方、日本出展ブース内では、会場が日本国内であることを差し引いても、ほぼ日本人ばかり(と、日本周辺のアジア諸国バイヤー)があるいていて、海外出展企業の外国人はまばら。。。(外国人は日本食に興味が無いのかと心配になった)

 

『あれ、和食はユネスコ無形文化遺産に登録されて注目のはずじゃ・・・』

 

でも、日本酒ブースはかなり人気があるように見えた。

 

たぶん、お酒(日本酒)は見た目じゃわからないから。

 

海外の人から見たら、「一升瓶なんて普段は触らないだろうし」、「精米歩合もわかりにくい」、「輸出システムもまだまだ」、「いい酒に限って生産量は限られている」、そして「予想以上に旨い」

 

ぜんぜん売りにくいのに、あんなに海外の人に人気なのだ。

 

 

僕はいつも、『食べ物と恋愛は似てる』って、お店のスタッフに言ってます。

 

「良い人は、いつまでたっても良い人止まり」  まあ便利だけど、代わりはいくらでも。

 

「すこし手の届かない存在で、性格もすこし解りにくくて、声をかけたい時に限ってタイミングが合わない。ようやく話すことが出来た時、見た目と違うギャップがある。」  もう、気になって仕方がない。なんだかよくわからないけど好きになっちゃって、自分でもどこが好きなのか解らなくて、代わりなんていなくなる。

 

食べ物の興味も同じです。

 

 

いま、日本の食品はどちらに向っているのだろう。世界の「食いしん坊」達の目には、日本の食品はどのように映っているのだろう。

 

 

そして、もうひとつ感じた大切なこと
【世界の最先端は、たぶんここ(くしろ)でしょ】
美味しいんですよ、道東の食べ物。

もっと自信持ってアピールすれば良い。東京なり海外なりのわけのわからん調味料で味付けなんてしないで、自分達の旨いと思うものをぶつければ良い。

 

すぐには売れなくても良いではないか。

 

素材そのもので勝負をして良いではないか。

 

パッケージ? 売り方? マーケティング? もう古いかも。

 

世界の食いしん坊の”嗅覚”は すでにこちらの想像をはるかに超えているかもしれません。

 

道東の食材は、味覚音痴向け(失礼!)に売る必要なんかないでしょ。世界中の「超食いしん坊」の嗅覚に見つかれば、あとは勝手に大好きになってくれそうな気がするんです。

 

なんて思った、4日間でした。

投稿日 / 2015年3月11日 20:58:44

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