「ほうれん草」の域を超えています。
- 2015.1.30
- 食材 食育 食生活
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本日の地元新聞でも紹介されていました、釧路の石井農園さんの『ちぢみほうれん草』
当店でも入荷中です。
野菜の評価を「甘い」という一言で表現するのは、あまり好きではないのだけども、でもたしかに特記すべき特徴はやはり糖度の高さにあります。
ちぢみほうれん草は、厳しく冷え込む夜間には「ほぼ凍りついた状態」とになり日中は日の光を受けて、また蘇る。この寒暖差を毎日繰り返すなかで、ほうれん草自身が”自ら”を凍らないようにするために、体内の糖度をたかめているのだとか。
また、葉脈などを良く見ると、凍結により破裂している部分などもあり、このほうれん草がどれだけ厳しい気候下で育ってきたのかが見てとれます。
僕は甘さだけでなく、このたくましい”葉の厚み”と強い”緑色の味”も魅力だと感じています。
このほうれん草と、キクイモでつくる「グラタン」がとっても美味しい。
『野菜が主役になる』そんな料理です。
タップリの生クリームで、ちぢみほうれん草と菊芋を柔らかくなるまで煮込み、チーズをかけて焼く。
すべて道東の食材で仕上げる、『THE冬の釧路・山味覚』です。
コースの前菜、お肉料理の付け合わせなどで活躍中。
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