【お知らせ】「海藻バター」について
- 2017.11.3
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当店にてプロデュース、および販売しております商品。『くしろ海藻バター』について現在(11月3日)とても多くのご注文を頂き、ご注文に即座に対応できない状況が続いております。
各取り扱い店舗、および通販サイト各社においても、販売一次中止や予約順番待ちとなっております。
お客様には大変ご迷惑をおかけしております。お詫び申し上げます。
当該商品は、生乳よりバターへ加工し手作業にて製造しております。
バターは、生乳中の脂肪分をつかう商品のため、「バターだけのために生乳を使用し、バターだけの製造量を増やす」ということはなかなかできない現状であります。
バターを製造する際は乳脂肪分以外の副産物にも、活躍の場所を見つけてあげる必要があります。
この「くしろ海藻バター」は、牛からもらう「生乳」を余すことなく活用し、『道東の酪農文化を“食べる側もつくる側も双方”が、より愉しむことができることを目指す』という思いのなか、産まれた商品です。
北海道は「生産量」という意味では酪農王国ではありますが、
しかし、乳製品の多様な魅力を北海道民が自らの食卓で「楽しむ事」は、まだ王国の域には達していないと感じております。
生乳からは牛乳はもちろん、バターをはじめ、チーズ、ヨーグルト、クリーム、氷菓などのカテゴリーがあり、それらにも数え切れない味わいや個性など、そしてその多様な組み合わせは、プロの料理人である私でも網羅しきれません。
ともかく愉しみ方は無限です。その愉しみ方を、地域の方にもっと感じていただきたい。そう考えています。
その無限の乳製品の多様性の中のひとつが「くしろ海藻バター」です。
お待ちいただいているお客様には大変ご迷惑をおかけして、本当に申し訳ありません。
少しずつになってしまいますが、しっかり作り、お届けいたします。
もう少しだけお待ちください。