料理人らしからぬ「手」
- 2015.10.30
- うんちく・小ネタ
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お客様や知人に、「シェフの手、すごく綺麗ですね」とよく言われます。
自分では実感はないのですが、
そうですか?言われてみればそうかもしれません。
「料理人の手」というと、水仕事による手荒れや火傷、ナイフなんかによる傷なんかがあって、かなりごつい手を想像するのでしょうか?
写真の通り、手荒れや傷はありません。
料理人人生も、もうすぐ20年目なのですが、手荒れで悩んだ記憶はあまりありません。
そこの奥さん。うらやましいでしょ?(笑)
僕が気を付けているポイントを何点か。。。
①なにかと冷たい水は避ける。
(修業時代から先輩の目を盗んで、冷たい水を避けてます(笑))
②洗剤や漂白剤など、使用方法をよく読んで、希釈するものはちゃんと薄めて使う。とくに洗剤!「泡だらけになったほうが良く落ちる」のは、気のせいです。
(いままで僕が働いてきた厨房も、漂白剤や洗剤を原液でベシャベシャ、ぶちまけている。漂白したタオルが液に溶けてモサモサになるほどだ。そりゃ、手荒れもするし、今考えると、もったいない・・・)
③冬は素手で出歩かない。
④たぶんオリーブオイルは手に良いぞ。
(仕事がらいつも手がオリーブオイルにまみれている時間がおおいので)
⑤野菜をたべよう。
(栄養学的な根拠はないが、僕は野菜が好きだ)
⑥素手で車の雪おろしはやめよう。
(過去に唯一、手荒れが発生した記憶があったときの原因はこれだ!)
という、まったく参考にならない、オチもない、ぼくの「手」の話でした(笑)